へっぽんぶ おかわり

ゆっくり headphone archive rewrite なので和訳して へっぽんぶ おかわり

もくじにするよてい

seasaablog不具合で完全に更新できませんで◯んでますゆえ、ひっそりとコチラへすみますすみません すいますかすいません

追記:旧ブログはドメイン延長する気がないので多分いきなり消えますゆえご注意をば

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Qobuzはじめました

随時更新:高木正勝=サン:Marginalia ⇦すぴーかで聴くとちょーいい

志人:発酵人間:完全に突き突き突き抜けてる

随時更新:音響機器分析用プレイリスト

随時更新:殿堂入りおおかみプレイリスト

ひとくち更新:日々是(ひびこれ)

 

⭕️へっぽんぶおかわりのおかわりたるアレ

‼️視聴ではないので濃厚になっとります

 

【注意】いまいちど、光学ディスクを確認した方がいい

 

⓪テーマ・なぜ随筆を書くにいたるのかおおかみ

⓪⓪テーマ・おおかみのスタンス

⓪⓪⓪おおかみ環境と所有機( 2026/5更新

⓪⓪⓪⓪令和最新版おおかみ的試聴チェック

────────────────────────

④①:ドーモ、アンプスレイヤー=サン、ヘッドホンスレイヤーです。イヤーッ!

④⓪:アウラ、お前の前にいるのは、千番台のRPだ

③⑨:rewrite:ENIGMAcoustics Dharma D1000

③⑧:エージングってどんくらいやりゃいいんじゃい?

③⑦:脳内でグラフ📈描ける系おおかみ

③⑥:要素を集めておるのじゃ2026

③⑤:まあっdyson zoneお持ちじゃ無い?(驚きましたわ

③④:カナレえらい

③③:感謝のエージング 2年  17000時間オーバー

③②:このキットにランバ・ラルはついていません。

③①:わっちぁもっと楽しみたい

③⓪:感覚を放棄するな 人間であることを放棄するな

②⑨: 🦭トドのつまり🦭

②⑧:ネットワークオーディオ初心者系おおかみ🔰

②⑦:HP-V8から「へっぽんオーディオ2周目に行け」と背中に蹴りをもらう

②⑥:バケモノの末妹

②⑤:日本の大手メーカーの矜持が熱い

②④:わかりやすいのも わかりにくいのも おなじく糧にするのじゃ

②③:趣味をあきらめないで好きでいたいな

②②:視聴のしかたじゃ② 技巧を視る

②①:視聴のしかたじゃ① 付帯音と響きの分水嶺を測る

②⓪:エージングこう思っとる 

①⑨:付喪神ついとる(

①⑧:へっぽんカンブリア爆発💥

①⑦:値段はものさしにはならん

①⑥:失敗しないと良さを痛感できぬ

①⑤:へっぽんのお望みのとおりにうごかす

①④:すぴーかーとへっぽん

①③:すぴーかー2024

①②:異星の技術が詰まった楽しい輪っか

①①:おおかみ分析用プレイリスト

⑩:高価ではなく貴重じゃないからもう価値はないのかや?

⑨:なんでもたのしめるのじゃ

⑧:他人のメガネではよく見えぬ

⑦:なんでブログやってたんじゃったっけ

⑥:基準点 ゼロ

⑤:ELEGA DR631 ・ ELEGA DR 531

④:Tescolyzer DH-61-S は48年前と同じ音は奏でぬ

③:アーティストとアルチザンでありんす

②:へっぽんである限り宿命的な足枷がありんす

①:ゆるくやる

 

日々是(ひびこれ)

2026:7

11:monocarbonのAirPods max用ハウジングケース導入。あ、これすごくよい。ホンモノのドライカーボンのフォージドカーボン。ハウジングの左右が絶対当たって傷がつくだろヴォ○というAppleの設計ミスをしっかりと補えよるし、歩留まり悪いドライカーボンでミスのないピッタリとした造形と、カーボンの弾性を考慮した緻密な設計からしてホンモノじゃ。質はものすごく良い。ただ装着するときはレシート挟んでスライドさせて装着しまひた。ドライカーボンでアルミアルマイト削ってまうからのう。気をつけるのそれくらいじゃわ。ハードにAirPods maxつかうならマスト装備でありんす

 

10:【警鐘】その辺の石ころに「隕石1億円」のプライスタグつけたら注目するじゃろ

「ウソくせえwwwwww」
⇧バカにしてるつもりじゃろうが意識がそっちに向けられてるのは既にもう罠にかけられておるのよ

『金銭とは誰にでもわかりやすい価値の尺度だ』が

『金銭価値とは不安定な尺度であり』

『不安定な尺度を実力であると混同してはならない』

『実力が伴っていなくとも価値があるように見える』

それをハッタリという

そこには『善意も裏付けも証拠も実力も何も無い』

値段つけるのは売り側の自由じゃからな

実力があるか無いか知らぬが、わっちなら放っておくし、相手にせん

『高いからすごいんだろう』という意識を捨てないと騙されるゾ

『値段を本質や実力だと思ってはいけない』

 

 

6:真空管アンプの左chからチリチリプツプツノイズが出てるのを突き止めましたわ!!!!

LANケーブル!!!!

中華のfxxk LANケーブルは部屋中の空間にEMIノイズも撒き散らしますのね!全くもってfxxkですわ!!中華はケーブルひとつマトモにお造りなさらないのね!!見えないところはとことん手を抜く!!!さすがですわ!!!1111わたくしもみならいたぶち○しますわよ!?!?!まだふぁ❌かア!!ですわ!!!

 

2026:6

28:お、中々なげー読み応えあるブログの文章じゃなーと思うたら世界中から引用してきてAIに翻訳させて転載しておるのを発見してもうた。あのな。そうじゃねえじゃろ。他人のふんどしで相撲取るなとしか思えん。

 

24:城下工業のSW-HP300とかあたくしとても気になりますわ

 

22:we 300B(9552)修理 ピン再ハンダ

 

21:CSE ZX10Aをwiim ultra専用電源へ、ゼロクロスなのでトランス機器には使えずココ専用電源。アホの子ゆえ毎日プログラムタイマーで電源ON OFFさせてるので主に突入と逆起のスパイク予防

サンワサプライ電源アダプタ(3Pメス・3Pオス) KB-DA302K使用(廃盤)

 

20:fostex hp-v8火ぃ入れまくり

 

19:スピーカー火ぃ入れまくり

 

 

2024年11月7日(ちょいとタイトルに置きますわ)

『もはや随筆』

 

んむ。まーまだまだモヤモヤしてたりするのでありんすが。

 

本業の仕事の忙しさに忙殺されて思考もスコッと抜けてたりしまするが

 

ひとつ思うことは

『へっぽん単品としてのレビューはもう書けないな』

と云うことでありんす。

 

簡単に云うと

『生まれたばかりの子供の人生を全て言い当てるコトは不可能』

であるという事でありんす。

 

ある程度のコトは云えるじゃろう

こういう傾向じゃろうかな?というのも何となくはわかりんすが

それが『そうもいかない』ということに幾度も出くわしてきたのでありんす。

 

それはもう

へっぽん単品で音作りをされていた2010年以前とは異なり

2011年に萌芽した思いでもあり

2021年に確定的になってしまった

 

例えばエージングというものひとつとっても

・箱だしと

・音の過渡期と

・音が落ち着いた辺りでは

全ての音が違うというのはもうあたりまえの事でありんしょう。

それも

「ただ経過時間を経れば同じになるわけではなく」

全く同じ機種であったとしても、その音はオーナーならば目をつぶっていても確実に「自分のものはコレだ」と断言出来るほどに仕上がりに差が出るものでありんす。

それは流してきた音の差異によるものじゃろうと思われる。

音のジャンルだけではござんせんよ、音を慣らすアンプによっても違いが出る。

なんでそんな事を云うかといえば、同じ機種を複数所有して実験をしておった結果だったりするわけじゃ。

ハイパワーなソリッドステートアンプで慣らしても

真空管アンプで慣らしても

仕上がりに差は出てしまう。

ココでいう仕上がりとは、安定期の事でありんす。

 

わっちぁ「音楽のジャンル分けをするのが徒労に思うほど」には多種多様な音楽を好んで聴いてありんす。

特定のアーティストが好きなコトもありんせん。

芯の無さとも捉えられるかもしれんせんが

いや、わっちぁ感動する音楽を常に貪欲に求めておるだけなのじゃ。

それが「機械を慣らす」には偏りが存在せぬから功を奏してありんす。

まあただの偶然じゃがの。

 

ほれ、たかがエージングですらココまで書けてしまう。

分岐点が多すぎる。

鳴らすではなく 慣らすと書いておることに気がついたじゃろうか?

 

さらにプラスするなら駆動するアンプの影響じゃって計り知れぬ。

ニュートラルな機材と多種多様な音楽で安定期まで音を慣らしたへっぽんを用意して

アンプによってまた音が変化する。

・暴れたり 暴れなくなったり

・滋味が引き出されたり

・輝きや抜けの良さを感じたり

・塊感や重さを感じたり

・躍動感を感じたり

・音の背景やざわめきを捉えられたり

・ひたすらに綺麗に◯んだ音になったり

さあ、ニュートラルな仕上がりまで辿り着いて

では、どんな機材で駆動したらええのじゃろう

上記にあげたようなアンプの特徴が

へっぽんによっては全く違う結果になったとしたらどうじゃろう?

なるんよ。

このへっぽんにはこの方が合うとか

この特徴があるからこの特徴を掛け合わす事で綺麗に押さえ込めるだろうとして、まるで予想と違うコトになる。

なので「何を繋げても何も思わないアンプ」が必要になりんす。

 

一時期はルパートニーヴのアンプを導入する事が良いのじゃろうか?と思うた事もありんすが、そこまでしてわっちぁ人様に何かを伝えたいのか?というと、わっちぁ音楽を楽しみへっぽんが面白いなというエゴに浸りたいので、人様に何かを伝えるコトに特化したような人身御供にはなれそうもありんせん。

(後になって好きで手に入れるコトはあるとは思ふ)

それにニーヴのアンプはクセがありんせんが、決して面白くない機械ではありんせん。優秀な水のようなアンプでありんすし、そもそも『一般的ではない』

それなら沢山の人がお持ちのiPhoneに直接繋げた音が、色んな人に対して『一般的になるのか』といえば

へっぽんによっては『聴くに耐えない酷い音』になる事もありんすし、それを『このへっぽんの音です』とするのは甚だ酷で間違ってありんしょう。

 

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写真はTakazineさんのアンプでHPA1000でありんす。

※治してもらったありがたいやったー⤴︎

それをボリュームレスのパワーアンプとしてつかい

niimbus US5 proをプリとして組み合わせてありんす。

この組み合わせでしか出ない素晴らしい音がする。

簡単に云うならPASSのAlephのような濃くて重く躍動感に溢れた音になりんす。

マルツで販売された最後の1台がわっちの家におるのじゃが、その出会いにも運命めいたものを感じてしまいんす。

とてもニュートラルな機材ではありんせんが、だけどとても素敵にへっぽんをコントロールする機械なのじゃ。

正解ではないかもしれん、ただ好きで音楽に感動できる機械じゃ。

コレからもウチにずっといて欲しい。

ココまで感想を述べても

「繋げるへっぽんによってはそんな特長は出てこないことがある」

 

のう?

エージングとアンプでコレ

ケーブルどうする?電源どうする?

音の感想に影響がないとはいえんじゃろ?

影響が無いなどと言える訳がありんせん

ボリュームの大小ですら音の性質がかわるモノがあるし

感受する人間の感覚ですら均一ではありんせん

 

もはや「単品の機材」の感想を述べることができぬし

コレからもわっちぁ新たな発見をしてゆくので

「過去の自分を否定」をするじゃろう

それを

「自らを更新しつづけてアップデートしている」ととらえんと前には進めぬ

過去に捕えられるなら言葉を残した時点でそこからの進化はなく

言葉を残した後に進化をするならば「嘘つき」にならざるを得ぬ

わっちの感覚もより深度をまし視野が狭まる事もありんしょうし

俯瞰でとらえて森を見ることもありんしょう。

 

なので「単品の機材の感想を断定できない」のじゃ

これは過去のブログとの決別なのかもしれぬ

 

じゃがわっちぁやっとこの趣味を楽しいと思いなおしておるので、これからも足跡を残すことはするじゃろう。

 

なので書けることは「もはや随筆」に至るというわけなのじゃ。

CDの寿命

【備えよう】CD💿の透明化【重点な。】

 

こうなると備えようが無いんでござんすが。。。

 

下の写真、これWindowsXPのインストールディスクなわけでありあんす

『Microsoftがちゃんとコストかけたパッケージディスク』にもかかわらず1部欠損してありあんす。

 

・なんかディスクの下に敷いてて加水分解で持っていかれた?

⇨いや、なんも

 

・剥がれてるんでは?

⇨剥がれておらん、レーベル面は無傷

 3枚目の写真にレーベル面の反射があるじゃろ

 ポリカーボネートにサンドされた記録面だけ剥がすことは不可能じゃ

 

またカビなどの侵蝕でもありんせん。

 

記録面のアルミ層が透明化しとる

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アルミの酸化による透明化のようじゃ

引き出しにしまいっぱなしだったわけじゃが、熱を与えなくとも、紫外線にあてなくとも、加水分解でくっついたり可塑剤に触れたり、ガスに曝されておらんでも

 

残留湿度だけでもポリカーボネートの張り合わせ面から侵蝕してゆっくり酸化した結果、透明化

※(酸化アルミはルビーとかのお友達)

つまり、ほぼ新品でもしまいっぱなしはこうなるゾと

 

わっちがわざわざたまに風を通して空気の滞留を防ぐのがわかりんしょう?

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ウチにある22年ものの未使用品が、未開封デッドストックではなくてあえて開封してある意味がこういう事なのじゃ。。。(もちろん無事じゃ)

 

この辺りの『冷暗所未開封デッドストックでも◯ぬ』のは一度ちゃんと書き残した方がいいかもしれんの

 

まさか高品質パッケージ品のCDすらダメとなるとわ…大事に保管してあるディスクを今一度確認するのをお勧めしよるえ

案外脆弱じゃぞ

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2026年 5月

O山さん「今回はボクも売る気ないんですけど、N本なんて『(買うの)なんで?』って半ギレしてましたよw」

🐺「売らない宣言されるばかりか、ついには半ギレまでさせるとわwww」

O山さん「あ、N本来ましたね」

※つい机の下に隠れる

N本さん「──なにかくれてんですか──

 

 

2025年 年末

正直なところ自分でも全容がわからなくなってきたので整理したのじゃった。年末らしい行動ぢゃろ(

12/29フジヤのOさんに「wiim ultraが震えてますよ…かわいそう…」というパワーワードを授かってきました( wiim ultraくんえらいな

 

譲渡や故障以外に滅多に手放さないのでmjd書いたのがぜんぶありんす(

なんか追加したらココにも書き加えてゆくことじゃろう 備忘録でありんす

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①専用アース

 A種接地工事 実測6Ω

②電源

 専用分電盤

 ダイレクトアース 8sq

 専用屋内配線  Zonotone 6N2P-3.0Meister 10m

 専用壁コンセント GTX-D NCF(R)

 専用壁コンセントボード 10mmドライカーボン

 専用壁コンセントプレート クリプトンCP-HR20

 蓄電池

 複巻トランス 音響HAUS製

 電源BOX FURUTECH e-TP60  3台使用

 ゼロクロス電源 CSE ZX10A (wiim ultra専用)

 


③振動系

 棚 Quadraspire Q4slit

 インシュレーター 水晶 K9クリスタル

 インシュレーター Black ravioli

 


④LANアイソレーター

 OPT ISO BOX

⑤ストリーマー

 wiim ultra

 USBケーブル:AIM SHIELDIO UA3

⑥クロック

 teac cg10m

⑦DDC

 gustard u16

⑧DAC

 dCS elgar plus1394

 eleptone FDA 1241

⑨プリアンプ

 jeff rowland coherence

 audia flight pre

⑩アンプ

 pass x150.5 リボンツィーター用

 pass x250 リボンウーファー用

11・スピーカー

 apogee caliper signature 4台同時使用

 FUJITSU TEN td712z mk2

 acappella ion tw1s

 再生時上記全使用

 


12・ヘッドホンアンプ

 luxman P-100 CENTENNIAL

 luxman P-100 CENTENNIAL

 fostex hp v8

 goldmund telos headphons amplifier

 niimbus US5 pro

 releaf e1

 oji Special bdi dc24b

 ta zh1es

 tu8600r we 300B(9552)

 tu8800

 takazin hpa1000

 hifiman ef6

 


13・ヘッドホン

ultrasone edition8 ruthenium(こわれまひた)

beyerdynamics T1 1st

SENNHEISER HD800

ultrasone edition5

enigmacoustics Dharma D1000

SONY Z7

hifiman HE1000

ultrasone edition9

b&w P7(譲渡しまひた)

Pioneer SE master1

clarion ZH700FF

fostex TH900

focal Utopia

clarion ZH700FF チューニング機 ver1

ultrasone tribute7

SONY MDR Z1R

ultrasone edition8 palladium 未使用

ultrasone edition M

SENNHEISER HD650 DELRIMOUR MODERN audio・acoustik

Mr.speakers ether c flow

PRYMA PRYMA  01(譲渡しまひた)

Rogers hs90

ibasso SR1

fostex TH500RP(エージング17000hオーバー)

veclos HPT 700

Technics EAH T700

sonoma acoustics model one

ultrasone edition9

AKG k3003

ultrasone edition9 シリアル1111 シリーズ最終機

ultrasone edition7 未使用品 梱包箱から完品

veclos EPT 700

audio technica ATH A10

audio technica ATH A2000Z

ultrasone edition10 未使用品

ultrasone edition5

audio technica ATH A100ti

DENON D9200

crosszone CZ-1

ELEGA DR 631c

ultrasone edition5

audio technica ATH A900ti

clarion ZH700FF チューニング機 ver2.6(2025/5)

audio technica ATH A10 anniversary

RAAL requisite SR1a

clarion ZH700FF 未使用

clarion ZH700FF 未使用未開封 梱包箱から完品

Pioneer SE master1 シリアル00001

Apple AirPods MAX

Pioneer SE master1

Tescolyzer DH-61TE-S

ultrasone Edition5 unlimited シリアル555

monolith M1570 tuned

ultrasone Edition8 Romeo RED-I (1/20台 未使用)

RAAL requisite  CA1a

ELEGA DR 531

ultrasone edition8 Julia(未使用)

KLH ultimate one

ultrasone edition9 シリアル248(フジヤ元所有機)

NTTソノリティ nwm one

ultrasone HFI 2000G

dyson zone

dyson zone

 


11-1 スピーカー駆動環境

apogee caliper signature 4枚

  jeff rowland coherence

   ⇨Pass x250

    ⇨ribbon woofer


  jeff rowland coherence

   ⇨Pass x150.5

    ⇨ribbon tweeter

 

FUJITSU TEN   ECLIPSE TD712z MK2

  audia flight pre

   ⇨ELEKIT TU 8600R

     Western Electric 300B 9552 ×2

      TOSHIBA 12ax7 通側用 HI-S

      MATSUSHITA 12ax7 T

         NEC 12R-LL3通信用 1962-2 2828×2

   ⇨fullrange

 

acappella audioarts TW1S / Atr TW-1

    ion tweeter(super tweeter)

 

 

⑥⑦⑧⑨⑩12

teac cg10m

gustard u16

 dCS elgar plus1394

 jeff rowland coherence

   VARIABLE  OUT

    pass x150.5 リボンツィーター用

    pass x250 リボンウーファー用

    takazin hpa1000(パワーアンプ仕様)

   REC OUT

    fostex hp v8⇨focal utopia

    luxman P-100 CENTENNIAL(Rch)

    luxman P-100 CENTENNIAL(Lch)    

     parallel BTL

      ⇨raal tb-1b⇨raal sr1a

    releaf e1⇨balance sony mdr z1r

 

 niimbus US5 pro⇨balance monolith M1570tuned

   REC out

    hifiman ef-6


 eleptone FDA 1241・dCS elgar plus1394兼用

 audia flight pre

   REC out

    luxman P-100 CENTENNIAL(Rch)

    luxman P-100 CENTENNIAL(Lch)    

     parallel BTL

      ⇨raal tb-1b⇨raal sr1a

    oji Special bdi dc24b

    tu8600r we 300B(9552)


goldmund telos headphons amplifier

ta zh1es

   REC out

    tu8800

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LUXMAN P100 CENTENNIAL parallel BTL × RAAL SR1A

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LUXMAN P100 CENTENNIAL parallel BTL×RAAL SR1A

 


到達

dCS ELGAR PLUS 1394

JEFF ROWLAND COHERENCE(REC OUT⇨LINE1)

or

ELEPTONE FDA 1241

AUDIA FLIGHT PRE MK3 (REC OUT⇨LINE2)

 LUXMAN P100 CENTENNIAL Rch

 LUXMAN P100 CENTENNIAL Lch

  parallel BTL⇨ RAAL T1-1b(16Ω)

  × RAAL SR1A

 


※この文:知る者は云わず 云う者は知らず(私は云う者)

※※超要約⇨5年半かかった 可能性しかない 実際スゴイ

※※※おすすめ度:どうか君たちの旅路に溢れんばかりの呪いと祝福を

※※※※結論:あこがれは止めらんねえんだ

※※※※※たまにヘッズスラングでるな?:ネタにしないとやりきれない(

 


◆備えよう◆:RAAL SR1Aに合わせてDACはリンギングがほぼないフルーエンシDACを、プリは超ハイスピードな電流帰還(カレントフィードバック)を選択してREC OUT出力でバッファに インパルス応答とトランジェントをオタッシャ重点な。実際ツヨイ

今回はアーティストとミキシングエンジニアがこの世に残そうとした録音に触らないのが目的

 


概念

音楽はたった一瞬の写真のように、その瞬間の波形を切り取ったものでは無く、曲が始まった瞬間から終わりまでという時間の経過とともに常に刻々と変化をしてゆくものです。

『時間において変化する信号に常に追随する』これが音楽の解像度を形作っていて、それを叶えることを音楽再現の「正しさ」では求められると思っています。

雨が降った音を想像してみてください。そこに霧雨が降ったとしましょう。1秒間に幾つの雨粒が降るのか。ざっくりとした算出にはなるのですが1mmの霧雨として1㎡で550粒/1秒だそうです。

では傘をささないと確実に濡れてしまうような雨だと何ミリなのか?コレが3mmだそうなので1650粒/1秒とでてきます。また一般的な大人用の傘の面積は0.8㎡になるので1320粒になります。

またその時にビニール傘を使っていれば雨粒一粒の周波数は5000㎐〜10000Hzだそうです

そう

『傘をさしているときに聴いている雨音は1秒間に1300粒になる』

それをスピーカーで再生するには

『5000㎐〜10000㎐の音を1秒に1300粒』

・混じらないように

・重ならないように

・1300粒を描かなくてはならない

傘をさしたたったの1秒間ですら、こんな途方もない性能をスピーカー(ドライバー)が出せなければ、雨音としては聴こえない。

 

• 周波数と時間の関係:

5000Hz(1秒間に5000回の振動)の波の中に、1300個の独立したランダムな「衝撃波(雨粒の衝突音)」が混在するというシチュエーションです。

 

• 「重ならない」の物理的限界:

1秒(1000ms)の間に1300回のイベントが発生する場合、平均すると1回あたりの間隔は 約0.77ms になります。音波の速度を 340m/sとすると、0.77msの間に音波は約 26cm進みます。

5000Hzの1周期は 0.2msです。したがって、0.77msの間隔があれば、物理的には波形が完全に潰れて一つになる(マージする)ことなく、個別のインパルスとして空気中に存在可能です。

 

もう少し云うと実際には1300個の雨粒の衝突音はすでに「ひとつの複雑に合成された空気の波」に一体化しているので、スピーカーは、その「1300個が合成された1本の複雑な波形」を間違えることなく連続でなぞり続ける事が必要です。

 

ザーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこれで5秒くらいでしょうか

たった5秒の雨音を描くには全てがランダムに当たる雨粒を5秒間で6500粒描かなくては雨音として表現できない。

なので音楽の解像度はスピーカー(ドライバー)が速く正確に動けば動くほど自然になる、1=1に近づいてゆく。という軽い大雑把な概念の説明でした。

 

解像度とは輪郭のエッジや線ではなくその分水嶺を表現する粒子の細かさをあらわす空気密度が決めており、空気密度の疎と密こそが波を生んでいる、というものだと思います。


スピーカー(ドライバー)の解像度を求めていくと信号に対して速さと正確さが重要になってくるのはなんとなく伝わったでしょうか?


これから話すのはそんな

最速さと 正確さという 「正しさ」を求めていき、

様々なジャンルの音楽からも魅力を個々に引き出すという「好き」を昇華し、心に響く再生芸術をも等しく求めていった結果

『良い』にやっと手がかかった。そんな話になります

 

※『オマエのいってることやってることDSDの理論原理そのものなんよ。。。』と云われる(  ぇっなにそれこわい。

 

まずは最速さ(としての基本の確認)

この世で最速のスピーカーはacappella ionなどのいわゆるイオンスピーカー(プラズマスピーカー)です。もはや振動板すらありません。音楽信号を流すと小さな雷が空気を切り裂いて音がします。ほんとに小さな雷といっていいと思います。ですがデメリットはものすごく多く

・O₃を出すので健康に悪い(もう認可降りないかも)

・パワーアンプくらいの大きさになる

・その大きさで出せる帯域はツィーター〜スーパーツィーター

・貴金属を消耗品として電極に使うから高い

・その貴金属電極の減りも速く入手性も非常に悪い

・全分解しないと消耗品交換できない

という、極端なスピーカーです。これをメインのスピーカー(ドライバー)にすることは到底できません。(本物の雷に音楽信号流せればダイナミックレンジも解像度もあらゆる数値が最高になると思いますが。。。)

 

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次にアルミリボン ただの震えるアルミ箔です

(奥に写ってるのもapogee caliper signatureのアルミリボンです)

エッチングパターンもなくポリイミドフィルムすらなく、ただの極薄なアルミ箔です。

どれだけ極薄かといえは鼻息で簡単に動くほどです、思い切り息を吹き掛ければ切れるかもしれません。

コレも質量がほとんどないので振動板のあるスピーカーとしては最速になります。イオンスピーカーと比べてどちらが速いかなどと知覚することは困難です。もはや「空気中のチリやゴミや空気の揺らぎまでの再現を求めるならイオンスピーカーになる」が、そこまで求めなければ一応全可聴帯域を再生できるのでアルミリボンの方がまだギリギリかしこいです

ただしそのままだとほぼ短絡(ショート)なのでアルミ箔が燃えるかアンプが燃えるかブレーカーが落ちるかになります

なのでスピーカー側にトランスが内蔵されているか、インターフェイス(トランスの入った抵抗器)で疑似的にインピーダンスを付加するかしないといけません

作動スピードは最速ですがその制御にはアンプに想定外の全ての力量が試されるといっても過言ではないです

ただのアルミ箔ですが音の傾向などは既にありません

セッティングが出来ていなければギンギンに尖ったハイ上がりの音になるので、先ずはそれをフラットな周波数に持っていくことがスタートです

鳴る音の全ては上流のアンプやセッティング次第

尖る・濁る・刺さる・割れる・暴れる・低音が鳴らないなどほぼ全ての忌まわしいデメリットが簡単に再現可能です

皮肉を口にしましたが、それら全てのデメリットを払拭するのに5年さまよってきましたのでこれくらいはお許しを


あとはもう一概には云えませんがだいたいの速度順でいえば

静電型>ダイナミック型≧平面型といった順番になると思います。※突き詰めたフラッグシップではこの順序は変化します。

それぞれデメリットもありメリットもありますが近年この3種類のフラッグシップともなればドライバー型式のデメリットを超えて来るものも散見されますし、最近などはむしろ「ドライバー型式の音がする時点で正しくはない」という造り手側の矜持と技術の進歩を感じるようになりました

「アルミリボンが空気の揺らぎを表現するのが難しいように」

これら3種類のドライバーでは「解像度は輪郭ではなく粒子の疎密であると知覚するのはなかなか難しい」ですし

『疎密が波を形成している』という知覚に至るのは困難です


またRAAL SR1Aになぜこれだけ執着したのかと云えば、今までに御しえなかったヘッドホンなど無かったという驕りや自信などではなく、最速のアルミリボンというポテンシャルの他にも『完全開放型』のフルオープンという構造にポテンシャルを見出してしまったというのはとても大きいのです。

『耳に貝を当てると海の音がする』というように耳を覆ったり塞いだりした場合に「コォーーーー」というノイズが聞こえて来ると思いますが、それこそ閉管の気柱共鳴というものです。

イヤホンやヘッドホンには原理としてこれが常に付き纏います。

『そんなのしばらくすれば気にならなくなる』というのは本当にその通りで、人間の脳が閉管の気柱共鳴で生まれたノイズをフィルタリングして聴こえなくしているためですが、この強力なフィルタリングで捨てられる中に音楽の成分も入ってしまっています。

脳の機能により閉管の気柱共鳴と一緒に音楽が捨てられている、それは既存のイヤホン・ヘッドホンが抱える大きな問題の一つでもあります。

またイヤパッドも、表面材質や性状(合皮かベロアやパンチングレザー)や中のスポンジなどで音が変化しています。吸音するものやブーストするものもありここでの音作りも重要な項目になってきますが

「そもそも音を変化させる因子そのものを排除する」という視点にたてば

閉管の気柱共鳴をするものを排除したい

・ヘッドホンを耳(頭)に装着するための優秀なインターフェースであるイヤパッドですら排除したい、となります


音を変化させる因子を排除するのは

潜在的な可能性です

極端なことを書いているようですが、ヘッドホンのイヤカップ(ハウジング)が開いている開放型が存在するのは、ハウジングが音を変化させる大きな因子であるからです。

なぜ音を変化させる因子を排除した開放型が存在するのに音を変化させるイヤパッドがあるのかについては、着け心地を担保することもさることながらイヤパッドが耳を覆い平面バッフルの役目をする事で低音の回折をしないようにし低音の打ち消し合いを避けるためです。

 


完全開放型なるヘッドホンは過去にも野心的なモデルがありました。

(イヤパッドがあるモデルもありますが装着感を優先したと思われます。)

・AKG K1000

・SONY PFR V1

・SONY MDR F1

・KuraDa KD P1

・LB-acoustics MYSPHERE 3

そもそもドライバーサイズによって低音が出てこないPFR V1以外の全てが回折によって失われる低音を諦めてでも、得られるメリットを第一の目的としていたと思います。

唯一、スマートに解決してしまったのは

・nwm ONE

これでしょうかね…カジュアルな製品ですがこの形で「当たり前に聴こえる」というのはもう異星かモノリスによってもたらされたんじゃないかというレベルの技術を搭載する NTTソノリティが生み出したPSZ技術なしには語れません。イヤパッドも吸音をしないシリコンパッドですので頭部への固定も理にかなっています。あんなカジュアルな見た目と使い心地なのに同軸2way密閉型のマルチアンプですので回折にも強い構成です。※ただしnwm ONEは「まず耳を塞がない」というのが第一の目的だと思いますが

 


そしてRAAL SR1Aですが完全開放型でありながらも頬骨の縦のラインだけ遮蔽することで低音が完全に回折することを防いでいます。防いでいますが「理論的には」というレベルで留まっており、低音を稼ぐには電流を安定して注ぐ必要がでてきます。。。

 


つまりポテンシャルとして最高値にあります。

アルミリボンは最速ですし

完全開放型ですので閉管の気柱共鳴もない

イヤパッドの弊害もなく

加えて売り物ではなくプロトタイプか?と問いたくなるような筐体そのものの構造が、強固極まりないドライカーボンの積層になっているため筐体の箱鳴りも皆無です。それはもはやレースカーとなんら変わらないと気がついてしまいました。

『音を変化させる因子を全て排除する』

『装飾など機能しないものも全て排除する』

その結果ヘッドホンとしての形を成していないところに到達してしまった

個々人の頬骨のフェイスラインに沿って筐体を歪ませてチューニングする必要性すらある

これこそがRAAL SR1Aを形作るすべて

です

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『極限のレースカー』

それは道路の段差ですらシャーシをこすり

荒れた路面ではタイヤが跳ねてしまい

砂や葉っぱがあるだけで地面を掴めず

雨が降っただけでマトモに走れない

整備されたサーキットでしか本領発揮できない

乗り心地などは考慮されていない

そんなことが極限のレースカーで想像できるように、RAAL SR1Aも冗長性などは皆無ですので本領発揮させるには、鳴らすための専用サーキット(まさに回路)たるものを用意する必要があります。

そこからがスタートラインになります。

 


結局RAAL SR1Aは極限のレースカーと同じ立ち位置だっのでした

ここに至る理解も長い時間が必要でしたね

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正確さを求める旅路(最速を御する泥臭い試行錯誤)

※あんまりなので読まんでもいいかもですわよ

 


ドライバーは最速である

音を変化させるあらゆる因子を排除した

潜在的な可能性は現時点で考えられうる最大値

あとはその可能性を制御するだけ……

そこからがひたすらに長かったですね……

 

アンプスレイヤー=サン


最初に代理店のデモで聴いたとき、あれは確かchordのetudeでした。全ての音が針か剣山のようなピンスパイクのようで修業を強いられているような音だったのを記憶しています。つんざくようなエッジしかありません。CHORDのJohn Franksがアンプ制作において手を抜いていたとは思えません。CHORDはアンプから始まっているメーカーですから。

それを思えば「CHORDのアンプですらこんな音」なのに、よくこんなのを視聴でこき下ろして終了とせずに買って試そうなどと思ったなと思います

別の日に他のアンプに繋げる機会があったため引っかかった訳ですが、今度は緩くてボヤついた酷い音だったのを記憶しています


「全くといっていいほど正反対の音を吐きだす」

つまりは「再生条件によって音は様変わりする」

ほとんどの場合に酷いか妥協かという音になりますが、反対にそれこそが「まだ見ぬポテンシャル」であるのだと、霧がかかって見えないゴールをひたすら妄信する他ありません

それを妄信できたのは今まで数多く失敗してきた経験による所が大きいです

またアンプの性能を曝け出すというよりは、アンプがそこまで求めて設計してはいないという部分を100倍にして表現してしまうくらいに卑怯なドライバーです。美味しいラーメン屋さんに入っておしぼりの温度に難癖をつけるくらいには「そこはどうでも良いだろ?」って部分に噛みついて大騒ぎする、そんなドライバーなのです。酷いでしょう?

ですので下に「ここまでやったのか」という記録のためにアンプの実機名も書いておりますが実際にはそのアンプが悪いわけではなくRAAL SR1Aの求める要件が異常であると思っていただければと思います。

最初に家で試したのはたまたま持っていたROLANDの業務用アンプであるSRA 5050Aでした、通常ボリュームまで開けて行くと割れた酷い音がする…さらにボリュームを開けてゆくとアンプ側の熱雑音が乗ってくるという有様で、秒で視聴を終えたのを思い出します。

 

オタッシャデ!

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(RAALは(同梱の初期型6Ωインターフェースで)絶対にアンプを守ると断言した)
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aleph 0s「アタシいま体温何度あるのかなーッ!?」

 

RAAL SR1Aのために用意したPASSのALEPH 0Sはとても惹きつけられる音がしたのを思い出しています、それこそ濃厚で肉厚でありながら軽やかさもあり見通しのある音でとても好きでした、純A級アンプの再生芸術とはこういうものだと深く感銘しましたしさすがはネルソン・パスと思ったのですが、サーミスタ割れによる故障からはじまり、MOSFETの故障にFETの故障、抵抗の炎上(ホントに燃えた)、さらにはトランジスタの故障と、およそトランスと筐体以外のありとあらゆる故障を経験しました。今思えばサーミスタが割れたのは経年劣化ではなく

「小音量で膨大な電流を要求してくるRAAL SR1Aに対してALEPHが応えた結果、発熱が要件を超えて割れて壊れた」コレが原因であると思っています。一体何回ALEPHを分解しMOUSERから部品を取り寄せたことか…。ALEPHには申し訳ないことをしたと思っていますが、往時のAPOGEEのリボンスピーカーがありとあらゆるアンプを壊してまわる「アンプスレイヤー」として有名だったというのを身に沁みて実感しました。今にして思えば「純A級アンプは最速でもなければ決して正確でもないが、心を打つような音を奏でてくる素晴らしい楽器だ」という認識があり、いまでも「あの音」をもう一度聴きたいと思ってしまいます。たとえ本物と似ても似つかない絵だとしてもレンブラントの凄みやルノワールの澄んだ色彩に黒田清輝の透明感をバカにする愚かさはありません、あのときのネルソン・パスの哲学と表現力は正確さとは異にしても心に沁みる、再生芸術とはそのようなものだと思っているのです。

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グワーッ!
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イヤーッ!
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アバーッ!?
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暗黒メガコーポマウザーより直輸入である 31000μF危険がアブナイ
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見よ!124000μFである!ゴウランガ!

 

そのあと試したのはPASS X150.5でした。正確さの片鱗を見せつけましたがメーターがとんでもない上下動を示したのですぐに外すことにしました。リボンスピーカー(apogee caliper signature)を常用で鳴らしているこんなデカいアンプでコレ…RAAL SR1Aが壊れているのでは?と疑いはじめた頃でもあります。おそらくは「アンプ側で小電圧でちょうどいい電流を流し続けることができなければRAAL SR1Aの要求に騙される」といった感じでしょうか、アンプに力量があるほど自制が求められる感じです。

しばらくはELEKITのTU 8800を使っていた時期もありましたが速さと正確さにおいてなかなかよくハマってくれましたが「KT88という球のエッジのあるカッコ良さ」がどのジャンルの音楽を聴いても全面に出てきてしまいどうしてもニュートラルには感じられず、また小音量でも電流を求めてくるRAAL SR1Aに対して発熱が酷く回路が2時間でシャットダウンします。

そしてこの時点においても速さという瞬発力やピークで暴れないという妥協できるレベルにはありましたが未だに収束がキレイに収まるという云うレベルには遠く、普段なら矩形波でチェックするのですがまだとてもそんな段階ですらありません。

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(RAALは絶対にアンプを守ると断言した)
RAALは同梱しているRibbon/Amplifier Interfaceをつかってスピーカー用のパワーアンプと接続せよと謳っていましたがコレがトランス内蔵とはいえ6Ωだったのが全ての元凶だった気もしています。。。のちにT1-1bという入力32Ωと16Ωを変えられるヘッドホンアンプ専用のインターフェースボックスをリリースしますが、コレが合ってはじめて「チカラ自慢のアンプが壊れず鳴らせる」というスタートラインにたてます。やはりスピーカー用のアンプでヘッドホンとしての「小電圧で優れた安定電流」のような要件を満たすのはムリがあったのだと思いますし、そもそもトランス内蔵とはいえ6Ωでは低すぎたのでは?という懸念が立ちます。このTI-1bというものを手にしたのは2023年末でしたのでそれまで同梱のインターフェースを使っていた2年半もの間、RAALの環境は酷すぎるものであったと云わざるを得ません。

 


TI-1bを手にしたあと家にいるヘッドホンアンプを片っ端から試してゆくのですが、合わない順に並べると

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・RELEAF E1:音量が全く足りない

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・MZ HPA1000:音量が全く足りない

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・GOLDMUND TELOS HEADPHONS AMPLIFIER:音量が足りない

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・TU8800:KT88のエッジが強調される

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・TU8600R WE 300B(9552):ボヤける

ここまでは惨敗でしたし、ここからも

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・NIIMBUS US5 PRO:音量は足りるが高域が粗い

 

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・OJI SPECIAL BDI DC24B:音量も稼げ正確ではあるが全く躍動感が出てこない

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・HIFIMAN EF6:捩じ伏せるような力はあるがそもそもかっこいい荒さを身上とするアンプなので求めるところが違う

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・SONY TA ZH1ES:意外にも善戦するものの全てに甘めのフィルターがかかったような音がする


どうにもこうにもアンプを壊す事はなくなりましたがヘッドホン用のインターフェースを使ってもこの有り様なのかと落胆していました。

またイベントや店頭試聴でもヘッドホンアンプの極北ともいえるモデルでもいくつか試しましたが、いずれも高域に荒さが残ってしまい「あのモデルですらダメなのか??」という状態でした。所有して長期間試したわけでもありませんし名誉のためにもそれらのモデル名は記載しません。世の中の弩級ヘッドホンアンプといえどもRAAL SR1Aを鳴らすことなど考慮されてはいないのです。

RAALはそれほど異常です。

 


そんななか2025年初冬に試したモデルで「コレは…」と期待させるモデルがLUXMAN P100 CENTENNIALでした。ボリュームは足りている、電流の供給も足りているから高域の荒れもない、しかしまだ音が軽々しく密度や表現力が足りていないという感じでした。

 

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・FOSTEX HP-V8(限定復刻版):ほぼパーフェクトといっても良いほど圧倒的にハイスピードでリボンが動き、ピーキーさもなく、キレイに収束します。表現力の奥深さも申し分ないですし、ここにきて初めて矩形波でチェックできるような段階になりましたが「OL」という表示のもとエラーで電源がおちます、オーバーロード、やはり電流負荷が高すぎる。この求めていた出音に後ろ髪を強くひかれつつも何度もアンプを◯してきてしまった事を思い出し、過負荷を与えてでも音楽を聴くという事を断念しました。

 


そして2025年の春先の視聴にてLUXMAN P100 CENTENNIALを2台使ったパラレルBTLでの視聴で目が覚めるような体験ができたのです

忘れもしません

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ex/cuse_me / TECHNOBOYS PULCRAFT GREENFUND

この曲を流したときに線香花火が散っては咲くような電光石火の音を眼前に展開しました。その電光石火はベタっと均一な定位ではなく本当にランダムに線香花火の火花がチリチリッと細かく細かく空間から沸いて消えるような…。今までに何回も聴いたこの曲がこのような表現をしたことはありません。この曲のこのデータからまだ掬い上げられる表現があったのだ。そして初めてRAAL SR1Aがしっぽを見せた、そう思いました。

それがLUXMAN P100 CENTENNIALを左右に二台使い、計8回路のアンプで制御するという狂気のパラレル BTLを実現させようとする萌芽になりました。

速さを正確に動かす道が見える萌芽に至るまで4年かかっています。

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そして2026年 手にしておよそ5年半

O山さん「今回はボクも売る気ないんですけど、N本なんて『なんで?(買うの)』『1台売ったんだよね』って半ギレしてましたよw」

※フジヤ調べ『初めてLUXMAN P100 CENTENNIAL 2台買ったやつ』

カードを差し込むと冷たい電子音が〈イッカツバライドスエ キャバァーン! キャバァーン!〉暗黒メガコーポフジヤでセンテニアルオーバードーズをキメた瞬間N本=サンに遭遇!咄嗟にアンブッシュするがヘッドホンニンジャクランのN本=サンにはチャメシインシデントである!ウカツ!『──ドーモ、オオカミさん──』アバッ?!実際コワイ!


LUXMAN P100 CENTENNIALのパラレルBTLに望みを抱いたのは先の通りです。すでにLUXMANはP750uを進化させてゆく過程の中で少しずつ往年のラックストーンからの脱却を計っているのはわかっていましたし、P100 CENTENNIALにはラックストーンは全く見られずむしろ『正確で強靭で知的で静謐なアンプ』であることは掴んでいました。

それは

・矩形波をながしても正確で

・どんなヘッドホンもあしらう強靭さとしなやかさ

・ドライバーに抑圧を与えず自由であれという知的さ

・そして空間を俯瞰するような静謐な定位

圧力で押すような熱いアンプではありませんがどこまでも冷静かつ余裕というアンプです、単体であっても素晴らしく

モノラルの矩形波でチェックしても

立ち上がりに鈍らず

苦も無く瞬間的に立ち上がり

最大音圧で暴れることもなく

収束はスパッと切れていて

センターは主張する事なくしかし微動だにしない

 


自然音を聴いていても

境界にエッジを描くことがなく

音と空気の分水嶺は圧倒的な粒子の疎密を描き出してきますし

収束は止まりつつも空間に伝播する響きは減衰する様子が見え

耳にすっと入ってくる

そしてもはや音からドライバー型式を判断するのはできなくなってゆきます


これをパラレルBTLにすると無いと思っていた荒さがさらに抑えられ、およそドライバー型式からはもう限界だというド低音を難なく鳴らすようになります。この段階においてドライバー型式を語るのはもう無意味になります。

・ダイナミック型の圧力や

・静電型の細かさ

・平面型の暴れなさ

もはや全て内包しています

もとより必死さをだすようなところはP100 CENTENNIALにはありませんが、さらなる余裕を感じるようになります。

ただし『正確で強靭で知的で静謐』ですが熱い曲も冷静であり一歩引いたような、前のめりにはならないような感じも受けました。

 


正しさの向こう側へ 再生芸術との昇華

=『良い』へ

そこでプリ段を増強する事にしました。簡単に云えばバッファを設ける、それはライン信号に電流を注ぐということでもあります。

今回入力を2系統用意して二種類のプリアンプを使用しているのはそういうことです。付帯音を足すことなく音に血肉を与える。

・演奏者の前に出るような激情さを引き出すためにAUDIA FLIGHT PRE MK3を

・演奏者が曲に込めた哀愁や細かい技巧を引き出すためにJEFF ROWLAND COHERENCEを

ともにREC OUTで使っています。

REC OUTを使うことでプリの充分な電流でインピーダンス整合を行い強靱なバッファを設けつつもボリュームを通さずにLUXMAN P100 CENTENNIAL二台の左右に送り込んでいます。

これはもう「味付け」という付帯音を重ねる行為ではなく「在ったものを引き上げてくる」「表現できていなかったニュアンスの支えになること」ですのでもちろん矩形波でチェックしても無いものに何かを載せることはありませんし、全ての曲に甘い辛いといった一様のフィルターを与える行為でもなく、心に響く再生芸術を全て異なる曲ごとに引き出し表現するための手段になります。

ブツ切りの電子音はブツ切りのまま、甘くならず

ボーカルの色気は雰囲気豊かに、醒めさせず

ドラムのアタックは鮮烈で、緩くさせず

ジャズ演奏者が前に出るegoを熱く出し、型にハめず

爪弾きは指先が見えるほど焦点を合わせ、曖昧にせず

ギターの弦の震えが見えるほど細部を描き、誤魔化さず

普段耳にしている自然音と比べても違和感を感じず

響きがあったものは響きを引き出し、空気を表現し

完全打ち込み録音には響きなどつけず、真空を表すのです

音楽を停止したときにスッと無くなる暗騒音からしても、どれだけ細かい音が再生されているのかがわかります

それはS/N いうなれば暗騒音/ 機械ノイズというものでもあり、いかに音に対しても機械に対しても付帯音が無いのかがここでもわかります

 


音楽を聴いてみると

Living Life / Prefuse 73

ブツ切りが「ブツ切り」として澱むことなく瞬間に立ち上がり、暴れることなく、切ったように収束します

 

Protection / Massive Attack
ズーンとブーンが混じるような極端な低音が割れる事なく再生されます、ストロークや音圧の稼げないリボン型ならおよそコレは限界でしょうし、低音の量と質ともに充分です

 

Ah-Leu-Cha / Miles Davis・John Coltrane・Cannonball Adderley

演奏開始3秒で各演奏者が一瞬で音を揃えるのがわかるので最高の演奏を録音した瞬間だというのがわかります、またその時代のトップアーティストが一堂に会して自分が前に出るという剥き出しの熱さも感じられます

 

Trouble's What You're In / Fink

ギターの荒い爪弾きが見えるようでいて、そこから空気中に伝播してゆく弦の残響にのる声の哀愁とうねりの様なステージの空間のよどみを感じられる

 

Papa Was Rolling Stone / Phil Collins

地を這うようなベースにリズムを刻むシンバルが心地良くも全体に漂うスモーキーであやしい雰囲気を醸し出してくる

 

Tom's Diner / Suzanne Vega

ボーカルの声の通りも清々しく録音環境における響きの減衰がよくわかるうえ、壁からの反射が汲み取れるため録音時のステージの広さが想像できる

 

Trouble In Mind / Barb Jungr

ベース音が滲むことなく鳴り弦の震えが見えるようだ、ボーカルの押し出しと引きに妖艶さが宿っている

 

はちすずめ / 村治佳織

少し遠い位置でぽつんと弾いていて速弾きの指先まではギリギリ見えないが、左手がフレットを素早く上下に抑える動きは想像で可能、録音のダイナミックレンジは広い

 

 

The Heart Asks Pleasure First / Panagiostis Margaris

かなり近い位置での録音なのがわかるのでギターを爪弾く指先の動きは視覚できそうなくらいにハッキリしており、憂いや熱さといった情感豊かに弾いて居ながらも熱い場面でも全く粗を出さない技巧にゾッとする

 

Up-Light Piano / 原田郁子

ド真ん中にいるボーカルの声が頭のド真ん中にビシッと定位しており、自分の喉や鼻腔より上の位置(脳みそ)からボーカルの声が出ているようで大変気持ち悪い、脳みそに原田郁子の口があるようで大変に気持ち悪い

 

Cello Suite NO.1 Prelude / Yasuaki Shimizu & Saxophonettes

大変伸びやかで空間に放たれる音が迫力があり、また響いては減衰してゆく音が空間の広さを表現しつつも、手元のキーを抑える音は「タシ」「タシ」と聴こえており細部まで描写が削られていない

 

森の音

スピーカーではないので距離を取った前方定位とはならない辺りが「ヘッドホン」ではあるが、ミニチュアの森という箱庭の中に頭を突っ込んだようで大変キモい、横方向に関していえば完全にドライバーの外側10cm辺りに定位しており、ドライバーが消えてる

 

雨音

雨合羽を着て軒先に立ってるような感覚で大変にキモい。というか少し寒さすら感じる

 

Marginalia #188 / 高木正勝

Marginaliaシリーズから風と水とピアノの音が交じる#188を。やはりヘッドホンではあるので空間表現に限界はあるものの、今までヘッドホンで聴くには自然音に違和感があって聴く気になれなかったこのシリーズがようやく色めきたって聞けるようになった。境界が曖昧になる感覚がとても良い

 


今回はアーティストとミキシングエンジニアがこの世に残そうとした録音に触らないのが目的と書きましたが、悪い録音はそのままもちろん悪いままです。

インディーズバンドが押し入れの中で録音したような音でも「荒削りでもそのときの結晶」だと思っています。理解できない現代美術を醜いとして筆で加筆する気もありませんし、古代の人が洞窟の壁面に残した動物の絵が幼いとして書き足さないのと同じです。

また『今回は』と書いたようにRAAL SR1Aだからこうまとめただけの話しで別にコレだけを評価軸に持っている訳でもなく、絵画を描くような表現方法である「再生芸術」ももちろん好きですよ。

 


ただ

正しさを詰め どんな音楽でも破綻させず

それぞれの音楽から 全て違う感銘を受ける

そんなところに辿り着きました

 


やっと次のヘッドホンに行けますわよ

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TAKET-SUH2+とかおもしろそう

fostex th1000rp mk2 / th1100rp mk2

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──パラダイムシフトだ──

いえ、曖昧なカタカナに逃げるのはやめますね

そう、日本語でハッキリ書けば

『常識がひっくり返っています』


ヘッドホンは

fostex th1000rp mk2 / th1100rp mk2以前か以降になるでしょう

もうどうしようもない 小手先でどうにもならないと

経験と勘が訴えかけて来るのです


こんな言葉が頭に浮かんではずっと消えません

王の帰還 そう 王が帰ってきたのです


『ふざけるな…w』音だしした瞬間に笑いながらそう呟いていました

『…ウソだろ…』

瞬時に悟る完敗宣言

これはどんなに情緒でコントロールしようとも生理的な反応で笑っているので、簡単に云えば「言葉にならない」そのものです

感覚を思慮で分析し、情緒やポエムを重ねればそこに人の意識が宿り嘘や夢になりますが、生理的反応だけはウソのつきようがありません

「これは圧倒的にすごい」

そう判断した脳が勝手に笑みをこぼさせていました


何のヘッドホンを聴いてるのかわからなかったのです

どこのなんていうメーカーのヘッドホンなのか分かりませんでした

ヨーロッパ?アメリカ?中華?日本?だいたいお国柄や人柄という大事にしている文化の価値観が円熟したものが音としてなんとなく出てくるのですがそれすらもわからない

金属振動板なのかコーティング系なのかフィルムなのか樹脂なのかそれも判別できません

駆動方法ですら一聴ではわからないのです

 

音楽信号が脳に直結したのか

 

一瞬、確かにそう思ってしまったのです

混乱していますが混乱したままでは惜しい、だから出来る限り分析を試みることにしました

矩形波のピン角がでている

立ち上がりに濁りなく瞬発力がある

音の最大値でオーバーシュートせず暴れない

音が止まるところで正確に収束する

空間に伸びる余韻のグラデーションが滑らか

地を這うような低音をいれても過不足がない

もうこの時点で付帯音が一切ないことがわかるのです

濁りがない 膜がない

細かい音が潰れずに再生される

インパルス応答に正確で

圧倒的に速く

既知を超えて均一で

精緻で

滑らかで

尖った音は尖る

これが解像度なのだと

ここから初めて本気の解像度たる粗密を語れるのだと

この本気の解像度のスタートラインへの到達が圧倒的に簡単だったのです

最低限の環境下でいきなり「正しく」或るのです

 

70年代の左右セパレーションがハッキリした、いかにもステレオという録音を聴くと、左右の定位は完全にハウジングの外から音がするように聞こえます

papa was rolling stone / Gene Ammons


開始3秒でドラムのアタックが胸に詰まるように迫り来ます

ah-leu-cha / Miles Davis・John Coltrane・Cannonball Adderley・Thelonious Monk Quartet


音の抑揚感も過不足なく、平坦でつまらない音になっていません ギターを爪弾く指先は追えます

The Heart Asks Pleasure First / Panagiostis Margaris


小さな音の爪弾きも余韻も拾えています

calling you / 村治佳織


ちょっと主旋律にフォーカスしすぎかと思いましたが、さすがに上流の再生環境が音楽の表現力に足りておらず、再生側(上流側)の責任でしょう

Cello Suite No.1 Prelude / Yasuaki Shimizu & Saxophonettes

 

以前、T60rp mk2 aiは既存のRPを超えたと書いたことがあります

その音からはRPだろうとダイナミックだろうと、発音体の音がしているうちは音のクセを楽しんでいるだけなのだそれを脱却するのだという、音への真摯な向き合い方を受け取りました

音の信号を正しく振動にしていなかったのだと云わんばかりの境地に達したような情念を感じたのですが

理念からついに革命が起きてしまったのです

コレが答えなのだと

先に書いたとおり たったの一瞬でもその音は

脳に直結したのか?(そんなバカな)と感覚を混乱させるに充分な一撃でした

『ふざけるな』

なぜか?それはiPhone7+直結で聴いた感想だからです ここまでの感想はiPhone7+直結の感想です

成り立たないことが 成り立ってしまいました

 

 

駆動方式について

元来、平面駆動型は歪みが少なく均一で反応も速く細かく端正な音を奏でるとされてきました

理論上は

理論上はと云うのは「ほぼそんなモデルは無かった」なと所有する数々の機種がそう示唆しています


コイルパターンが張り巡らされた振動板は「理論に及ばず」均一な振幅をできずに濁り(立ち上がりの鈍さや過度な余韻)を生み

反応を整え速く濁らない音にするためには、能率が低いので選び抜かれた強力な据え置きアンプを用意し、充分な電流の供給を要求されました

また磁力を増すことで振動板を前後に強烈に動かすことが必要になりますが、今度は磁石が振動板から出る音の障害物になり、こもりや煮え切らない膜のようなものを付帯させたりします、空気流路を妨害するのです

 

生まれ持った制限として前後に磁石を貼り付けたケースの中に振動板があるために可動域に最初から限界があり、振幅ストロークが必要な低音は稼げなかったのです

稼げない低音を補うために振動板面積を増やすと、また振動板の能率は落ち、電流が必要になり、それが供給できない場合にまた濁りたる「付帯音」を産みました

 

さらに振動板面積が大きくなればなるほど重くなり、ヘッドフォンの重量は500gをゆうに超えてしまったのです

そして「平面駆動型は歪みが少なく均一で反応も速く細かく端正な音を奏でるとされてきた」にも関わらずほぼそんなモデルは存在しなかったのに身勝手な解釈を捏ねくり回し、平面駆動は押し付けがましい圧力がなく余韻が美しい音であると思われてきたのです

違う、それは元来平面駆動が目指した音ではなく平面駆動が超えたくても超えられなかったクセを個性として好意的に受け取り解釈し、その解釈をさらに人の心に響くように整え醸成できるようになり「再生芸術」に進化していったと捉えるのが現状だと思います


ですが矩形波を聴けば瞬時にわかります

それは汚点を苦心により美点に転化させ

技術により昇華させたのだと

 

もちろん美点に昇華された個性が「好き」というなら不可侵であるので「人の好きを誰も踏み躙ることはできない」と断言するのですが、それが尺度を変えて「正しいのか?」と問われた場合、今の私なら「正しくはない」と断言できてしまいます

※かく云う私も平面駆動型は各社相当数を所有しています

 

心がより音楽を感受性高く受け取れるような平面駆動が産み出す「香り」ですら、機械により付け加えられたものという他はないのです


振動板方式のあり方

それぞれの振動板形式にはメリットがありまたデメリットが内包されているのは諦観としての現実です

東から登った太陽に難癖をつける者などはおらず「それはそう云うものだ」と当たり前として捉えているところでもあります

・ダイナミック型は迫力があるが細かい作動(解像度を出すの)は難しくエッジを描きがちとか

・静電型は細かい音の再生(解像度)では他に類を見ないが迫力が乏しいとか

・平面型は過剰な圧を生まず優しい聴き心地で余韻が美しいものだが抑揚感なく曖昧になりがち

 

「好き」という解釈であればそれは本当にお好みでというお話しだと思いますが、「正しいか否か」という解釈に沿うなら「全て間違っている」という判断になります

振動板方式に沿った音がする時点で音=再生ではなくなっているので1=1からはほど遠くなっています

実際に1=1など現実的には不可能であったとしても1≠1に限りなく近づけることが正しさを求めるなら必要なのではないかと思っています

人が感銘を受け心に沁み入る「再生芸術」とは全く異なる考えかただと思うのです「正しい音を再生する」のは

もちろん全く異なる考えかたであっても、それを「どちらが上回っているのか」などと殴り合う道具にしてはいけませんし、土俵がちがうのではないでしょうか


スピードスケートとフィギュアスケートのどちらが優れているのかを語るくらいに論点が噛み合わない事だと思うのです

優れているかではなくカテゴリーが違うのではないでしょうか

それは互いに反発しあうことではなく、互いに敬意を表し刺激しあう技術と聴き方の進化のあり方だと思います

今まで「再生芸術を極めるために醸成してきた平面駆動型」は様々に存在してきましたが「正しさを極地まで追い込めた平面駆動型」は数えるほどしか存在しなかったと思っています

※手前味噌ですが「正しさ」で過去に私が携わせていただいたヘッドフォンも平面駆動型でしたね


そんな数多ある平面駆動型の中でも「真っ正面からついに超えてしまった」と認めざるを得ないのがth1000rp mk2/th1100rp mk2なのであると

多角的にみてそう判断せざるを得ないからこそ『…ウソだろ…』と笑みが出てしまうのです


正しさを極地まで進めるともはや「振動板形式」の音は消えてなくなりました


もちろん今までにも平面駆動型を工夫で超えてきたと強く心に刻んできたものも存在しました

空気の粘性を用いたエアフィルムダンピングシステム(AFDS)のD8000の系譜はまさに平面駆動型の未来を射貫いた鏑矢であると信じていますし、そのあとのYH 5000SEの系譜とて目指すべく進化をした果てに、魚類であるサメと哺乳類であるイルカがあの紡錘形の流線型になっていったように、円型の平面振動板に空気と粘性を用いた流量コントロールに行きついたのは収斂進化だと思っています


ただ今回の平面駆動型はもっと正面突破だと思います

他社のような発明や概念から見直した平面駆動型ではなく

今まで培ってきた平面駆動型の原理に忠実 かつ直接的に高めていった技術が突破した先に生まれたものだと思います

他社とは異なる愚直なまでに伝統の四角い平面振動板にプリントされたコイルは、過去に見たことがないほどエゲツないほどの過密さと不要共振を抑えたパターンになっており

エゲツないほどの磁力を搭載しかつ偏りの無いものとしたという直球勝負に見えます

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mk2化

2024年7月のイベントでその新型ドライバーを見たときに唖然とし、見ただけで期待が高まるその過密過剰な作りに心がおどったのを覚えています

そしてth1100rp(mk1)を聴いたときに確信したこともあります

「動きすぎて制御できていない」と

DAPの貧弱なアンプで音量が稼げる、これは今までとは訳がちがう、ちゃんと動くし眠い音をしていませんでした

ただ尖っていてピーキーで線が細くて暴れていたのをしっかりと記憶しています

それは仕方ないとも感じました

かつて1.5テスラを誇るth900もアンプが貧弱ならそう云う暴れた音を奏でたからです、また当時はそういう音が好まれてもいましたし、fostexがほぼ専用機として用意したようなHP-V8で駆動させれば素晴らしい抑揚と繊細さを兼ね備えた音を奏でてくれるのです

だからこそ「アンプを充てがえばth1100rpは見ちがえるように鳴るハズだ」と

久しぶりに御する試行錯誤に甲斐のある機種に出会ったと思ったものです

電流を焚べてやればストロークも安定し過不足ない低音を奏で、暴れた音をコントロールしてやれば如何様にも端正に落ち着かせられることもできると、その上でこの付帯音の無さと速さは、他の機種が簡単には到達できない生まれながらにしてのメリットであると思っていました それは宝石の原石に見えたのです


まだ乗りこなしていないヘッドホンがあるのでそれをクリアしたら、そのうちあのth1100rpという暴れ馬を乗りこなす挑戦をしてみたい、そう思っていてしばらく過ごしていましたら

mk2が静かにスッとリリースされたのです

そのmk2とてパッと見はリケーブルするのに汎用性が高くなった3.5mmモノラルになった程度の違いだろうと油断をしていたのですが

 

『fostex th1000rp mk2/th1100rp mk2以前か以降だ』と

スッと口から溢れでた感想に自分でも驚いているのです

こんなはずはないと、ですので

『ふざけるな…w』と音だしした瞬間に笑いながらそう呟いてしまったのでしょう

 

何が起きているのかわかりませんでした

ただどう上流環境を整えたとてth1100rpをmk2の基準に持ってくるのは並大抵のことではないのだと勘が悟ってしまったのです

ですので「小手先では到達できない」と完敗を覚えましたし、よもやT60rp mk2をメーカー以外の者がどんな化け物じみたチューニング施したとてth1000rp mk2/th1100rp mk2の基準に持ってくるのは不可能だと肌感で理解してしまいました、T60rp mk2の延長にth1000rp mk2/th1100rp mk2は居ません

スポーツカーをターボ化しても、メーカーがだしたハイパーカーやホンモノのワークスマシンにはなれないのです

また、なれないのが当たり前なのです

生まれの基準が違いすぎます

メーカーtunedであるT60rp mk2 aiとth1000rp mk2/th1100rp mk2を比べてみても、市販車ベースにワークスの技術が注がれているのと

制約のないプロトタイプワークスマシン直系ほどに違いすぎますし生まれが異なりすぎるのです

以前、T60rp mk2 aiに足りないものを上級機が覆す面目躍如なのではないか?それこそドライバーサイズによる音の密度ではと想像したことがありましたが、そんなレベルではありません

骨格(基本骨子)から目指すところが違うというほかありません


何が『…ウソだろ…』と畏敬の念を感じたのか

色々鑑みて思ったことがあります、このmk2は『過剰な電流を必ずしも要求してはこない』のです

きっとmk1は予想の通りに『電流を必要とするだろう』と思われます、あの暴れ方に尖り方に細さは今まで何度も出くわしてきましたし、それを何度も手中に収め「御す」ことを「メーカーですら想像だにしなかった性能の開花」だとして面白いとすら思っていたのですが、mk2は過剰な電流を必要としていないのです

あのピーキーで見た目から想像するに過剰な性能を与えられた平面駆動型の空気流量を制御することで過剰な電流すら必要ないとした極地に到達してしまっているのだと思います

エゲツない過密な迷路のようなコイルに

エゲツない磁力という基本性能が

簡単に動きすぎ暴れるほどの基本性能を与えられたからこそ、電流を注げば解決できるというマッチョな思想を過去のものと払拭するように、スマートな解決策として空気流量を制御することに技術が注がれているのだと直感しました


だからiPhone7+直結の3.5mmのか細いアンプからの出力で基本的な作動にはほぼ足りてしまうのでしょう


これはもう完全に過去との決別であり

産み出したスサノオのごとき荒ぶる神のようなmk1をmk2で完全に鎮めコントロール下に置いてしまったのです


これが『…ウソだろ…』と瞬時に悟ったことを言語化した内容になります


荒ぶる神のようなドライバーに自由と可能性を見いだすのであればmk1の選択になり宝石の原石です、そしてmk2は荒ぶる神を鎮めた宝石だと思うのです


ではmk2には可能性は無いのか、次に据え置きアンプを交えた感想を述べてゆきます


『…ウソだろ…』の次へ

わが家にある据え置きアンプでバランス機に引けを取らない余裕さを持つシングルエンド専用機(goldmund THA・tu 8600R+プリ通信管+出力管97年we 300B)や、バランス機のバランス出力においては、意表を取られたiPhone出力をやはり全てにおいて上回ってきます

基本的な性能が豹変するとまでは言いませんが、音に実体や中実といったトルクを感じるようになります

これは単に重さという鈍重なイメージではなく、ピンポン球とゴルフボールを同じスピードで投げたときにどちらがより中身が詰まっているのかのようなイメージが近いです

面白いのがバランス機のシングルエンドで出力しても想像より向上しないか、むしろ「あれ?悪い?」とすら頭をひねることがありました(シングルエンド専用機では起きませんでした)

シングルエンド出力では飽和してしまうようなイメージです、これがスルーレート2倍のバランス出力だと明らかにシングルより「良く」なるというのはまだ理解が追いついていませんが、mk2を理詰めしてゆく可能性という余地は残されています

むしろ据え置きでしかできない部分として、音楽に宿る表現力の多彩さを上流環境で引き出してきて、音楽そのものに感銘をうける、細かなセッティングにも実に追随してくれます

特にniimbus US5 proバランス出力でのチップチューンは、超高速の音に実体や重さが付加されてキレ…というよりは実体が消えて無くなったあとまた現れるというようなワープのような異常ともいえる音をだしてきます。現時点でおそらく最速クラス、この速さはアルミリボンに匹敵していると思われます

ただしエッジを出しがちなので、より繊細な音の細かいニュアンスすらも表現しつつも、音に一辺倒にならない様々な重さも持たせて、前後の距離感の不揃いさを表現し、鮮やかさと生気を感じるなら

jeff rowland coherenceからREC OUTで繋げた

・luxman p100 centennialのバランス出力

・fostex hp-v8のバランス出力

・releaf e1のシングル出力

この辺りの機械だとエッジをさらに細分化したうえに見えてくる高精細な音の解像度たる『粗と密』というものが見えてきて意識を俯瞰すれば『粗と密』から構成された『波』そのものを意識しやすくなります

また上流のプリアンプの性能差における表現の違い(肉厚で速いのか・精緻で理路整然なのか)も部屋に比べて圧倒的に狭い空間であるヘッドホンの空間の中で構築し表現をしてきますし、DACの違いにも定位や音楽表現の奥深さにおいて差を表現してきます

アップサンプリングやハイレゾが確かに情報量多く感じられるのです

例えば叩かれたシンバルは今までは輪郭が朧げになり霧散して消えてゆくものだと思っていましたが、シンバルという線が均一に小さく減衰してゆく感じは初めてで、この辺り「向こうが透けて見えて消えてゆくような音の推移」では全くなく「細かい音の粒子のようなものが小さくなってゆく」というまるで異なるイメージを抱きました

音の枝葉末節までしっかりとした実体があるのです


以下にシングルとバランスの対比を残しておきます

メモより生の抜粋なので少々見づらいかもしれません

特にマイナス部も書いてありますがかなりシビアに鑑みてのマイナスなので言葉ほどマイナスではないです

※releaf e1についてはシングル出力のみになります

 

The Heart Asks Pleasure First / Panagiostis Margaris

niimbus US5 pro

シングル:正確無比なギターが追えるが生命感に乏しい

バランス:いきなり見通しが良くなる ギターの胴鳴りも見事 生命感も良く出る

fostex HP-V8

シングル:指先よりは弦の響きや胴鳴りの表現に豊か

バランス:文句のつけようがない 弱音 生命感 抑揚 表現力に打ち震える

releaf e1

シングル:指先は見えない 音の繋がりはかなり良い ダイナミックレンジが広く抑揚感あり

luxman p100 centennial

シングル:音を俯瞰して見るよう 統制がとれてる

バランス:俯瞰しながらも全く過不足ない 生身すら感じる

 

Ah-Leu-Cha / Miles Davis・John Coltrane・Cannonball Adderley・Thelonious Monk Quartet

niimbus US5 pro

シングル:定位が正確無比 セッションのego感は控えめ

バランス:セッションのライブ感が良く出る 抑揚がいい

fostex HP-V8

シングル:華やかさがあり他の奏者より前に出ようとするセッションのegoが良く出る

バランス:統制されたアタック感を出しながらもライブ感をよく出す

releaf e1

シングル: 音の揃う瞬間のアタックが胸にグッとくる 圧力のようだ セッションのライブ感もありつつ 音の統制が取れている

luxman p100 centennial

シングル:俯瞰している 統制がとれている 冷静すぎるか?

バランス: 空間を俯瞰する感じながらも熱さが失われていない

 

Protection / Massive Attack

niimbus US5 pro

シングル:低音の滲みが減る 密度があがる

バランス: 低音の滲みがないまま密度を伴った個体を感じるようなソリッドさ ダイナミックレンジが広い

fostex HP-V8

シングル:低音は滲まないまま密度とダイナミックレンジが増える

バランス: 広いダイナミックレンジの中を、緻密なグラデーションをしながら力強い低音がうねるようだ

releaf e1

シングル: 低音に実あるソリッドな感覚 レンジは広いが低音の滑らかさは抑えめ

luxman p100 centennial

シングル: 低音しっかり出てはいるが思ったほどのダイナミックレンジはない

バランス: 塊感のある低音の沈み込み 滲みはないがレンジはほどほど

 

Nuno / Prefuse73

niimbus US5 pro

シングル:正確だが抑揚感が思ったほど足りず平坦

バランス: 瞬発力もカットも最速 実体を伴ったワープ感

fostex HP-V8

シングル: キレの正確性よりも弱音をよくだす

立ち上がりは相変わらず速い ほんの少し華やか

バランス: 立ち上がり瞬間 収束も正確でカットよくでる 華やかながら実体がある 消え入りまで弱弱しさはない

releaf e1

シングル: 角が丸い

luxman p100 centennial

シングル:瞬発力良い 急峻なカットはしていない

バランス: インパルス応答に正確 抑揚少し平坦か

 

calling you / 村治佳織

niimbus US5 pro

シングル:ギターの弱音の際立たせ方はうまい

バランス: 抑揚も充分 弱音もうまいが 若干エッジを感じる 空間ノイズは削いでる

fostex HP-V8

シングル: 空間まで含めた弱音の再生は素晴らしい 響きもよく出す

バランス: 指先 弦 胴鳴り 空間に満ちる細かな音 リアルであり奥行きがある 人間の大きさまで想像可能

releaf e1

シングル: 綺麗だが上手に丸められてる感じ

luxman p100 centennial

シングル: 指先のイメージと弦の響きにおいてどちらも抜かりない

バランス: シングルのイメージのまま音に中身が詰まる


releaf e1については3ピンXLRのバランスケーブルを用意する時間がなかったのでシングルでしか試せていないのですが、今回あらためて思ったのは過剰な電流を要求しない機種には電流駆動(カレントドライブ)の面目躍如を感じました

繋げる機種において一筋縄ではいかないところは変わりませんが電流駆動でしか到達し得ない世界が確かにあります

 


それではth1000rp mk2 / th1100rp mk2 それぞれの

密閉型と開放型の違いについて踏み込んでみたいと思います

アンプは良い印象を持ったfostexHP-V8とluxman p100 centennialをともにバランスで試した中から総評としてメモ書きしています


th1000rp mk2(密閉型)

iPhone7+において

・収束が正確に決まるのは密閉型

・冷静なのは密閉型

・音の枝葉末節まで曖昧にしないのは密閉型

・滲みない低音を統制するのは密閉型

 

fostex HP-V8  およびluxman p100 centennial バランス

Tom's Diner / Suzanne Vega

密閉型のほうが実は僅差で正確 

 

Killing Me Softly With His Song / Roberta Flack

正確で冷静

 

All Summer Long / 神保彰

押し出しが正確 絶対暴れない

 

The Heart Asks Pleasure First / Panagiostis Margaris

収束が速い ギターは密閉型のほうが正確

 

Cello Suite No.1 Prelude / Yasuaki Shimizu & Saxophonettes

ミキシングに正確なので主旋律だけ前にでない

 

Nagoya Marimba / Steve Reich

定位の立ち方は明らかに密閉型

 

Spanish Harlem / Rebecca Pidgeon

音像がより正しいのは密閉型

 

Trouble in Mind / Barb Jungr

緻密な演出と演奏が上流環境に追随する

 

Beatrice / Robert Glasper

統制が取れていて音像が正確

 


th1100rp mk2(開放型)

iPhone7+において

・立ち上がりに速く正確なのは開放型

・抑揚感があるのは開放型

・ほんの少しだけ華やかなのは開放型

・低音が少し豊かなのは開放型

fostex HP-V8  およびluxman p100 centennial バランス

Tom's Diner / Suzanne Vega

開放型のほうがよりドラマチックか

 

Killing Me Softly With His Song / Roberta Flack

僅差で抑揚感がある

 

All Summer Long / 神保彰

押し出しが若干つよい ライブ感がある

 

The Heart Asks Pleasure First / Panagiostis Margaris

立ち上げが速い

 

Cello Suite No.1 Prelude / Yasuaki Shimizu & Saxophonettes

聞きごたえはあるが主旋律がたつ

 

Nagoya Marimba / Steve Reich

やはりライブ感やノリは開放型 

 

Spanish Harlem / Rebecca Pidgeon

少し音像が大きい

 

Trouble in Mind / Barb Jungr

よりドラマチックな音の表現 声に色香などをだしてくる

 

Beatrice / Robert Glasper

ノリがよい

 

以上より、正確なのは密閉型のほうかもしれません、かなり分析的に音楽を聴き自分の感覚に潜れます

より質感的なのは開放型のほうだとおもいます、こちらも分析的に聴ける要所を抑えつつも気張らずに馴染みやすく思います

しかしながらこの密閉型/開放型の違いを言語化して表現するのはかなり至難でした


自分と音楽という対峙なら密閉型

自らの意識にダイブするなら密閉型

正しいのはおそらく密閉型


発音体がヘッドホンの外の空間に放散した部屋の空気感ともども耳が音楽をシームレスに受けとれるいうなら開放型

心が躍るのは開放型 

音楽にひたりつつ聞き流すこともしたいなら開放型


2つある選択肢を一つに絞ってみようと思考実験をしてみましたがこれは困りました

さらに正確なほうと より心地よいほう


過去ここまで二者択一が難しい密閉型・開放型比べも珍しいのではないでしょうか?

今まではほぼ開放型のほうが正確だったのです

密閉型は低音を稼ぎやすいもののハウジングの音が乗ったり濁りがでたりするというジレンマがありました

盛った低音なら正確な方を選びたいので、二つあるなら聴いてみても「やはり」歴史的にも開放型のほうが正しくありました

ですがこの二機種に至っては「潜る」か「ひたる」か視点の違い、そして「冷静」か「情熱」

音楽を、俯瞰しながら 冷静なのは密閉型

音楽に少し寄り 熱いのは開放型です


「好みで選べばいい」という思考停止に陥らずにその差異を言葉にするのはかなり難儀しました

 

 

99.99999%の純度を誇る導体 :7Nケーブル

fostexのフラッグシップにさらっと書いてある7Nケーブルですが、あまりにさらっとしか触れていないので「ふーんfostexこれ好きだなぁ」くらいに思われているかも知れません

実際にイベントでfostexのかたとお話しさせていただいても「8Nというのが昔は存在しましたからね、7Nなんてそんなに胸を張って云うようなものでは無いですよ」と謙遜されていました

いえ、謙遜ではなく本当に「こんなの今更自慢するのも恥ずかしい」くらいに思われておられるのかもしれませんが

99.99999%の純度を誇る導体の主な使用は、「極限の精度」や「微細な信号」が求められる、テクノロジーの最先端分野で活躍している素材であり、産業と科学の基幹部分を支える用途として使われています


①半導体製造のボンディングワイヤ

CPU やメモリなど、半導体チップ内部の非常に細い配線(ボンディングワイヤ)に使われています、回路がナノメートル単位で微細化しているため、わずかな不純物があるだけで電気抵抗にムラができたり、断線の原因になったりします

歩留まり(成功率)を上げるために、極限の純度が求められるのです


②スパッタリングターゲット

半導体や液晶パネルの表面に、銅の薄い膜を「蒸着」させる際の原材料として使われています

真空装置の中で銅のターゲットにイオンをぶつけ、弾き飛ばされた銅原子を基板に付着させる用途です

このとき原料に不純物が混じっていると膜の品質が均一にならず、デバイスの性能が落ちてしまうのです


③宇宙・航空・防衛分野

極限環境下での信頼性が求められる場所に使われています

宇宙空間のような修理が不可能な環境では、経年劣化の原因となる「不純物による腐食」を徹底的に排除する必要があるためです


④低温物理・量子化学

「超伝導」の研究や、量子コンピュータの冷却システムなど、特殊な研究施設で使用されています

絶対零度に近い状態で作動する装置の熱伝導体や配線などで使われており銅は純度が高ければ高いほど、極低温状態での熱伝導率と導電率が飛躍的に向上するため、熱を逃がしたり微弱な信号を拾ったりするのに不可欠になります


そんな99.99999%の導体ですが安定して製造・供給できるメーカーは、世界的に見てもごくわずかで安定供給できるのは三菱マテリアルくらいだと思います

過去には日立金属や古河も作れたかも知れませんがすでに撤退しているようです

何故撤退するのかといえば莫大な設備投資をしないと純度99.99999%の銅を精錬する専用設備が作れない、維持できないと云うのに加えて

本当に99.99999%の純度であることを証明するための分析装置が数億円レベルに及ぶからで、またそれを運用しながらも維持しなくてはなりません

こればかりは大手金属専用メーカーでなくては不可能なのです


その辺の導線に9Nとか8Nとかってシールやちょっといい箱をつけて QC(クオリティチェック)シートにおばちゃんがチェックマークだけ入れたようなアリエクやAmazonにヤフオクに転がってる『出所不明だけどきっと出所は同じ』という線とは全く明らかに出自が異なります

高純度導体が手に入らないケーブルメーカーが4N程度の導体を「特殊なミネラルブレンドを施した新しい導体です!」と喧伝するのともワケが違います


ワケが違うんです、人の生き◯にやインフラや先端化学や平和を維持する用途に使われるべく超真面目な希少素材を、趣味であるオーディオなんていう用途に使うことの圧倒的な贅沢さはもっと知られて然るべきだと思うのです

わりと大手国内メーカーは7Nグレードのケーブル採用例が多いので錯覚を起こしますが

・オーディオのためだけに7Nなんかはとてもじゃないが作れないのと

・むしろ超真面目な用途で使われている無くてはならない希少部材を

・無くなっても人が◯ぬことはないオーディオなんていう趣味のためだけに供給してくれる金属メーカーが日本に存在していて

・その金属メーカーは世界的にみても今ではココくらいしか安定製造できないとされる三菱マテリアルです


こう書けば「7Nふーん」が少しは重みを帯びてくるでしょうか?

『どうせ純度の違いなんかわからないからAmazonで売ってた¥3000の9Nでいいわ、使えないことないし』

それでも構いませんが騙されているような気がしてきませんか?

どうせわからない、それでも日本のメーカーの製品にさらっと書かれる7Nというケーブルの意味に私はメーカーの矜持と、金属メーカーとの折衝、そして安定安価で高クオリティな製品という関わった全ての人の苦労を偲ばずにはいられないのです

 

 

fostex th1000rp mk2/th1100rp mk2以前か以降だ

こう書いてからth910/th919を聴けてないのを思い出しつつ勢いが良すぎたかも少々反省しつつも、2025年10月がヘッドフォンの次なるステージへの分水嶺として私の中に刻まれてゆくことでしょう

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